くるみ治療院では、最新の3D刺激装置を導入し、
スポーツ外傷・障害の治療やリハビリにも力を入れています。
(※詳しくは、トップページ『3D刺激療法とは』をご覧ください)
そんな中、3月にお一人、4月にお一人、
ふくらはぎの肉離れの患者さんが治療に来られました。
お一人は高校のチアリーディング部の女の子、A子さん。
もう一人の方は、教員をしておられる50代の男性、Bさんです。
まず、ふくらはぎの肉離れについて簡単にご説明しておきましょう。
ふくらはぎは、太ももの後ろ側とともに肉離れを起こしやすい部位です。
ふくらはぎの肉離れのことを医学的には「腓腹筋挫傷(あるいは断裂)」と呼び、
筋損傷の度合いに応じて、
①grade I(軽度)、②grade II(中度)、
③grade III(重度)の3段階に分類されます。
①grade Iは微小な筋線維断裂で、皮下出血もみられない軽症です。
痛みはありますが、自力歩行が可能なレベルです。
②grade IIでは筋線維束の一部が断裂し、圧痛も顕著になってきます。
筋膜損傷も併発している場合には、皮下出血斑が認められます。
また、歩行時には強い痛みを伴うのが普通です。
③grade IIIになるとかなりの重症で、筋線維束が完全に断裂した状態です。
著明な圧痛と皮下出血に加え、断裂部には陥凹が認められ、
激痛を伴うため自力歩行はほぼ不可能となります。
こうなると、もはや医師の診察が必要なレベルで、
場合によっては外科手術の適応となります。
前述の高校生のA子さんは、チアリーディングの練習中に
肉離れを起こし、受傷翌日に来院されました。
ふくらはぎ(腓腹筋)の肉離れは、今回が初めてとのこと。
練習中に負傷し、一時的にアイシングはしたものの、
一週間後にチアリーディングの大会があるため、そのまま練習を続行。
しかし、だんだん痛みが増してきたため、
ご自身で「肉離れに違いない」と判断されたようです。
当院のホームページをご覧になって、当院が3D刺激療法を
おこなっていることを知り、それがご来院の決め手になったようです。
(※【肉離れの二症例(2)】へつづきます)
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