奈良のマッサージなら指圧鍼灸マッサージくるみ治療院にお越しください。奈良市の下御門商店街の中にあります。癒しの空間とマッサージの施術効果でリラクゼーションとしてもお楽しみいただけます。肩こり・腰痛・頭痛など身体の不調はくるみ治療院にお任せください!
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公開日:2016年5月19日
最終更新日:2017年2月5日

小満(しょうまん)とは、
「陽気盛んにして、万物を生長させる気が長じて天地に満ちる」
という意味で、5月20日からのおよそ半月間がこれに当たります。
麦の穂が育ち、若葉に覆われた樹々は実をつけ始め、
いよいよ田植えの始まる頃です。
各地で真夏日になることもあり、汗ばむ陽気になってくるこの時季、
西日本からしだいに「走り梅雨」がみられるシーズンでもあります。

楓 1
だんだんと高温多湿になっていくこの時季、食欲が落ちたり
また、体が重だるく感じるといった方も多いのではないでしょうか。
漢方ではこれを「痰湿困脾」あるいは「湿困脾胃」などと言い、
痰湿(=体内の余剰水分の停滞)は脾胃の働きを阻害する」
と考えられています。
「脾胃の働き」とは消化吸収のことであり、そこから活動エネルギー
(※これを漢方では「」と呼び、西洋医学ではATPといいます)
を産生する働きのこと。
外界の高温多湿の影響で体内の水分代謝機能が低下し、
その結果「気」がつくられない、めぐらない、という状況になる。
したがって、体が重だるく、体力も消耗しやすいということになります。

そんなときは、どうすればよいか――。
それには飲食を節制することです。
胃や十二指腸に余分ながタプタプ溢れているのですから、
消化吸収能力は間違いなく落ちているわけです。
そのぶん割り引いて、「腹7~8分目」に止めておくことが大切。
暑いからといって、冷たいビールや清涼飲料水の飲み過ぎも禁物です。
この時季の暴飲暴食は胃腸の働きを弱め、
あなたから体力と免疫力を確実に奪います。
医食同源――。
日頃より飲み過ぎ・食べ過ぎに心当たりのある人は、
この時季、節度ある飲食を心がけてみてはいかがでしょうか。
正しい養生は、けっして裏切らないものです。(了)

(※旧ブログは → こちらから ご覧いただけます)

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川村 晃一 (HarryPonta)
奈良市にある【指圧鍼灸マッサージくるみ治療院】院長。東京都出身。在学中より西條一止・白石洋介両先生に師事。はり・きゅう師、あんまマッサージ指圧師、柔道整復師(以上厚生労働大臣免許)ほか、推拿療術師、せんねん灸セルフケアサポーター、漢方コーディネーター。
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川村 晃一 (HarryPonta)

奈良市にある【指圧鍼灸マッサージくるみ治療院】院長。東京都出身。在学中より西條一止・白石洋介両先生に師事。はり・きゅう師、あんまマッサージ指圧師、柔道整復師(以上厚生労働大臣免許)ほか、推拿療術師、せんねん灸セルフケアサポーター、漢方コーディネーター。

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