奈良のマッサージなら指圧鍼灸マッサージくるみ治療院にお越しください。奈良市の下御門商店街の中にあります。癒しの空間とマッサージの施術効果でリラクゼーションとしてもお楽しみいただけます。肩こり・腰痛・頭痛など身体の不調はくるみ治療院にお任せください!
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公開日:2017年4月19日
最終更新日:2018年10月13日

あす4月20日から54日までを「穀雨(こくう)」といいます。
55日はもう立夏(=夏の始まり)ですから、
春の最後の二十四節気ということになります。
こよみ便覧』によれば、
「春雨降りて百穀を生化すれば也」
とあります。
春先に蒔()かれた百穀の種が発芽し、
その生長を助ける「恵みの雨」の降る頃――
そういったところでしょうか。
余談ですが、秋に降る長雨のことを「秋霖(しゅうりん)」と呼ぶのに対し、
春の篠突く小糠雨(こぬかあめ)のことを「春霖(しゅんりん)」といいます。
いずれにしましても、春先の「(ふう)」から
しだいに「」「湿」へと移り変わっていく、
その挟間(はざま)の時季ということになります。


こうした自然界の変化と同様の変化が
私たちの体にも起こっていると東洋医学では考えます。
なぜならば、人体は「」が「天の気」を体内に摂り入れ、
脾胃(ひい)」が穀物を通して「地の気」を摂り込みます。
このことから、天地(=陰陽)の調和無くして
自然界が治まらないのと同様に、
の気(=)・の気(=)の調和無くして
ヒトの健康もまたあり得ないと考えるからです。
まさに人体は自然界の縮図であり、
好むと好まざるとに関わらず、ヒトの体は自然界を反映し、
自然の恵み無しには生きられない仕組みになっているのです。
それゆえ、日の短くなる秋冬には日中の活動量を減らして
夜の睡眠時間を十分に摂り、日が長くなる春夏にかけては
反対に早起きをして、日中もよく体を動かし汗をかく――
そういった自然の摂理に則ったライフスタイルこそが
気を病まない(=病気にならない)ための秘訣であると
東洋医学はおしえてくれているのです。(了)

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川村 晃一 (HarryPonta)
奈良市にある【指圧鍼灸マッサージくるみ治療院】院長。東京都出身。在学中より西條一止・白石洋介両先生に師事。はり・きゅう師、あんまマッサージ指圧師、柔道整復師(以上厚生労働大臣免許)ほか、推拿療術師、せんねん灸セルフケアサポーター、漢方コーディネーター。
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川村 晃一 (HarryPonta)

奈良市にある【指圧鍼灸マッサージくるみ治療院】院長。東京都出身。在学中より西條一止・白石洋介両先生に師事。はり・きゅう師、あんまマッサージ指圧師、柔道整復師(以上厚生労働大臣免許)ほか、推拿療術師、せんねん灸セルフケアサポーター、漢方コーディネーター。

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