「寒露」2016 ~忍び寄る冷えにご用心~
カテゴリー:二十四節気
あす10月8日は「寒露(かんろ)」と言います。
白露(9月7日)が「秋の露」「露の降りはじめる秋の頃」
といった意味だということは、白露のブログに書いたとおりです。
これに対し「寒露」は、
「寒くなってきて、草木に降りる露も冷たくなる頃」
という意味です。
15日前の秋分が秋というシーズンの中日でしたから、
寒露以降はしだいに冬に近づいていく兆しが、
より実感を伴って感じられるようになります。
ここ奈良市街でも、きのうから空気が大きく変化しました。
つい一昨日までの、いつまでもじめじめとした空気から一変し、
きのう今日とじつに爽やかな晴れ間が広がり、
陽が沈むと、もはや寒いくらいの気候となりました。
一昨日までは「どこが寒露?」といった
感じだったのが、本当に嘘のようです。。
寒露とはこのように、寒さが本番を迎えるそのすこし前、
これまでとは違う冷たい空気を感じるようになる時季です。
日中は夏の暑さがもはや影を潜め、過ごしやすい日々が
続くようになりますが、その反面、朝晩は冷え込むようになり、
服装や寝具など、体調管理が難しくなる頃でもあります。
かぜを引きやすいのも、真冬よりはむしろ今頃の時季。
日中はまだ半袖という方も多いと思います。
二の腕や足首からの冷えの侵入に、
十分お気をつけいただきたいと思います。(了)
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