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TEL:0742-93-9600
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公開日:2018年9月29日
最終更新日:2018年12月25日

(※【鍼灸と3Dの併用でLCSが劇的に改善した症例(1)】のつづきです)

【患者】60代女性、Eさん。
当院をご利用されているご友人の
勧めで、昨年末に来院されました。
【主訴】ふくらはぎの痛みで歩けなくなる

予診票によると、
2
年ほど前から軽い症状が出て、
一年ほど前からふくらはぎの
痛みで歩きづらくなったとのこと。
とくに、
「姿勢を正し、立った後、
太もも、ふくらはぎが痛む」
と訴えられました。
ご自身で何か思い当たる原因が
あるかどうかお訊ねすると、
すべり症」と「脊柱管狭窄症
という答が返ってきました。
整形外科でレントゲンおよび
MRI
検査を受けた上で、医師から
そのように診断されたとのことです。


ところで、
「改善したと言うが、そもそも
患者は本当にその疾患だったのか?」
――とかくこうした疑問が、鍼灸・指圧・
マッサージなどコ・メディカルの
症例報告には
付いて回りがちです。
しかし今回の症例は、医療機関での
画像検査の結果、
腰椎すべり症および
腰部脊柱管狭窄症LCSであると
医師から確定診断を受けた
症例
であることをお断りしておきます。

1201712月中旬)
整形外科での診断結果を踏まえ、
問診および徒手検査などをおこなった結果、
EさんはLCSのうちでも難治性と言われる
馬尾神経障害型であることが疑われました。
そこで、施術前のインフォームドコンセント
において、次の3点を明確にお伝えしました。

1.中高年以降に発症するLCSは、
その主原因が「老化」であること。
2.それゆえLCSは基本的に難治性であり、
改善には数か月単位で経過
みていく必要があること。
3.LCSを含む慢性疾患の多くは
老化に起因するものであること。
(例: 五十肩変形性関節症など)

(※【鍼灸と3Dの併用でLCSが劇的に改善した症例(3)】へつづきます)

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川村 晃一 (HarryPonta)
奈良市にある【指圧鍼灸マッサージくるみ治療院】院長。東京都出身。在学中より西條一止・白石洋介両先生に師事。はり・きゅう師、あんまマッサージ指圧師、柔道整復師(以上厚生労働大臣免許)ほか、推拿療術師、せんねん灸セルフケアサポーター、漢方コーディネーター。
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川村 晃一 (HarryPonta)

奈良市にある【指圧鍼灸マッサージくるみ治療院】院長。東京都出身。在学中より西條一止・白石洋介両先生に師事。はり・きゅう師、あんまマッサージ指圧師、柔道整復師(以上厚生労働大臣免許)ほか、推拿療術師、せんねん灸セルフケアサポーター、漢方コーディネーター。

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