いま、テレビの世界は「健康長寿」ブーム真っ盛り。
脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)
という病名を聞いたことのある方も多いと思います。
なにやら厳(いかめ)しい名前ですが、
中高年以降ではけっして珍しくない疾患です。
「脊柱管」と呼ばれる管状の
神経の通り道がさまざまな原因で狭くなる
ことにより、中を通る神経が圧迫されて
強い痛み・しびれを惹き起こします。
脊柱の中でもとくに腰椎に起こりやすく、
腰部脊柱管狭窄症(LCS/LSS)と呼ばれます。
LCSでは、立位保持や歩行によって
下肢の痛みやしびれが出ますが、
前屈みの姿勢でしばらく休憩すると
改善し、再び歩行が可能になります。
これを間欠性跛行(かんけつせいはこう)といい、
LCSの特徴的かつ典型的な症状とされてます。
これまでタレントの みのもんた さん、
漫才師の宮川大助さん、横山たかしさん
などがご自身の闘病を公表されています。
中高年以降に発症するLCSは、
基本的にその原因は老化であり、
変形性脊椎症や慢性関節炎
といった他の加齢性疾患同様、
最新の現代医学をもってしても
抜本的な症状の改善は容易ではなく、
最終的に手術適応となることも
視野に入れなければなりません。
また、たとえ改善が見込めるケース
であっても、月単位での経過を
見守っていく必要があります。
これまで当院も複数のLCSの患者さんに
ご利用いただいておりますが、
みなさんそれぞれ程度の差はあれ、
また相応の日数を要しはするものの、
総じて症状の改善がみられています。
そんな中から今回は、3D刺激療法と
鍼灸治療の併用で劇的に改善のみられた
LCSの患者さんの治験例をご紹介します。
(※【鍼灸と3Dの併用でLCSが劇的に改善した症例(2)】へつづきます)
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