(※【鍼灸と3Dの併用でLCSが劇的に改善した症例(5)】のつづきです)
● 第16診(2018年4月上旬)
通算6回目のはりきゅう治療です。
「だいぶ歩けるようになりました」
と、Eさん。
順調に改善されてきているようです。
この日も、前回診に準じた経穴(ツボ)
を用いて施術をおこないました。
● 第17診(2018年4月中旬)
はりきゅう治療7回目。
いつものように経過をお尋ねすると、
「日中ずっと歩いていると、
夜になって痛くなったりするが、
総じて良くなっている気がする」
とのことでした。
Eさんは教会の聖歌隊に属して
おられるクリスチャンの方です。
合唱の練習や集会などで
日頃よく出歩かれたり、
立位保持姿勢を長時間
続けなくてはならないなど、
LCSの患者さんにとっては
たいへんつらい日常生活を
強いられてきたわけです。
いつものように治療を終え、
立ち上がっていただいたときに
ひとつ気付いたことがあります。
Eさんの立位姿勢が明らかに
良くなっていたのです!
そのことを指摘すると、Eさんも
「先日、友達と集まった際に、
皆からもそう言われました!」
と、おっしゃいました。
腰部脊柱管狭窄症(LCS)は、
起立姿勢――背すじを伸ばした
いわゆる「良い姿勢」――を
長く続けると、痛みや痺れが
強くなってきて、起立姿勢を
保持することが困難になります。
したがって、LCSの患者さんは
ほぼ例外なく、日常的に
「前かがみ」の姿勢をとります。
これを「防御姿勢」といいます。
「症状のほうはだいぶマシに
なってきたけれど、あともう
2~3回通おうかと思います」
と言いながら、Eさんはこの日、
嬉しそうに帰っていかれました。
(※【鍼灸と3Dの併用でLCSが劇的に改善した症例(7)】へつづきます)
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