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公開日:2018年12月25日
最終更新日:2018年12月30日

(※【鍼灸と3Dの併用でLCSが劇的に改善した症例(5)】のつづきです)

● 第1620184月上旬)
通算6回目のはりきゅう治療です。
だいぶ歩けるようになりました
と、Eさん。
順調に改善されてきているようです。
この日も、前回診に準じた経穴(ツボ)
を用いて施術をおこないました。


1720184月中旬)
はりきゅう治療7回目。
いつものように経過をお尋ねすると、
「日中ずっと歩いていると、
夜になって痛くなったりするが、
総じて良くなっている気がする
とのことでした。
Eさんは教会の聖歌隊に属して
おられるクリスチャンの方です。
合唱の練習や集会などで
日頃よく出歩かれたり、
立位保持姿勢を長時間
続けなくてはならないなど、
LCSの患者さんにとっては
たいへんつらい日常生活を
強いられてきたわけです。
いつものように治療を終え、
立ち上がっていただいたときに
ひとつ気付いたことがあります。
Eさんの立位姿勢が明らかに
良くなっていたのです!
そのことを指摘すると、Eさんも
「先日、友達と集まった際に、
皆からもそう言われました!」
と、おっしゃいました。

腰部脊柱管狭窄症LCS)は、
起立姿勢――背すじを伸ばした
いわゆる「良い姿勢」――を
長く続けると、痛みや痺れが
強くなってきて、起立姿勢を
保持することが困難になります。
したがって、LCSの患者さんは
ほぼ例外なく、日常的に
前かがみ」の姿勢をとります。
これを「防御姿勢」といいます。
「症状のほうはだいぶマシに
なってきたけれど、あともう
23回通おうかと思います」
と言いながら、Eさんはこの日、
嬉しそうに帰っていかれました。

(※【鍼灸と3Dの併用でLCSが劇的に改善した症例(7)】へつづきます)

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川村 晃一 (HarryPonta)
奈良市にある【指圧鍼灸マッサージくるみ治療院】院長。東京都出身。在学中より西條一止・白石洋介両先生に師事。はり・きゅう師、あんまマッサージ指圧師、柔道整復師(以上厚生労働大臣免許)ほか、推拿療術師、せんねん灸セルフケアサポーター、漢方コーディネーター。
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川村 晃一 (HarryPonta)

奈良市にある【指圧鍼灸マッサージくるみ治療院】院長。東京都出身。在学中より西條一止・白石洋介両先生に師事。はり・きゅう師、あんまマッサージ指圧師、柔道整復師(以上厚生労働大臣免許)ほか、推拿療術師、せんねん灸セルフケアサポーター、漢方コーディネーター。

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