奈良のマッサージなら指圧鍼灸マッサージくるみ治療院にお越しください。奈良市の下御門商店街の中にあります。癒しの空間とマッサージの施術効果でリラクゼーションとしてもお楽しみいただけます。肩こり・腰痛・頭痛など身体の不調はくるみ治療院にお任せください!
お気軽にお問い合わせください。
TEL:0742-93-9600
営業時間/10:30~19:00(最終受付18:30)
定休日/月・金曜、夏期、年末年始
公開日:2017年4月2日
最終更新日:2018年10月13日

4月4日~19日は、二十四節気の「清明(せいめい)」です。
例のごとく『こよみ便覧』によれば、
「万物発してなれば、この芽は何の草と知れる也」
とあります。
現代風に言えば、花粉だ、黄砂だ、PM2.5だと、
いろんなものが混じり澱み、緩み、霞んだ春先の空気が
次第に清浄さを取り戻していく頃――
そういったところでしょうか。
また例年、西日本から関東にかけてさくらが開花し、
見ごろを迎える頃でもあります。


春分2017】や【肝の生理】のブログにも書いていますように、
春は「」の季節であり「肝」を病みやすい季節です。
(※肝臓病になりやすいという意味ではありません
春は万物が生長する季節。
動物も植物も、空気=風も、動き出し、動き回る季節です。
動くものはすべてみなを生じます。
熱は、人間のみならず、すべての生き物が
健康に生きていくためのエネルギーそのものです。
だからといって、熱は大きいほどいい、
熱いほどいいというわけではありません。
私たち生き物の体はタンパク質でできていますから、
熱が45℃前後に達するとタンパク変性が起こり、
私たちの体は本来の正常な機能を果たせなくなってしまいます。
「過ぎたるはなお及ばざるが如し」
何ごともバランスや調和が大事ということです。

このバランスや調和を大事にするのが、東洋医学の真骨頂。
かぜを引いて熱が出たときには、
発汗を促して熱を蒸散させる作用のある
葛根湯(かっこんとう)麻黄湯(まおうとう)を処方したり、
項背部の緊張を解いて毛穴(汗腺)が開くような
はり・きゅう術を施したりします。
さらに言えば、私たちの体にはそもそも
そうしたアンバランスや不調和が生じないようにするための
優れた仕組みがもともと備わっているのです。
その一つが「血液のラジエーター」とも言える
「肝の蔵血作用」というわけです。(了)
(※ →【肝の生理(3)】参照)

**************************************************
奈良の鍼灸マッサージなら、指圧鍼灸マッサージ くるみ治療院
にお越しください。奈良市のしもみかど商店街の中にあります。
〒630-8365
奈良県奈良市下御門町17-1
TEL:0742-93-9600
受付時間:10:30~19:00
定休日:火・金(祝日営業)

この記事のキーワード

この記事の著者

アバター画像
川村 晃一 (HarryPonta)
奈良市にある【指圧鍼灸マッサージくるみ治療院】院長。東京都出身。在学中より西條一止・白石洋介両先生に師事。はり・きゅう師、あんまマッサージ指圧師、柔道整復師(以上厚生労働大臣免許)ほか、推拿療術師、せんねん灸セルフケアサポーター、漢方コーディネーター。
記事一覧

著者一覧

アバター画像
川村 晃一 (HarryPonta)

奈良市にある【指圧鍼灸マッサージくるみ治療院】院長。東京都出身。在学中より西條一止・白石洋介両先生に師事。はり・きゅう師、あんまマッサージ指圧師、柔道整復師(以上厚生労働大臣免許)ほか、推拿療術師、せんねん灸セルフケアサポーター、漢方コーディネーター。

Facebook