「小満」2017 ~早くも藪蚊が…!~
カテゴリー:二十四節気
あす5月21日は「小満(しょうまん)」です。
『こよみ便覧』によれば、
「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」
とあるように、陽気がしだいに盛んになり、
生き物は成長し、草木は生い茂る――という意味です。
筆者も先日、平城宮跡から法華寺にかけてを散策してきたのですが、
美しい桜の木も、今では立派な葉桜に替わっていました。
日中はたいへん暑く、今年はじめて半袖を着用しました。
法華寺は正式名称を法華滅罪之寺といい、
奈良時代、聖武天皇の御后(きさき)様であられた
光明皇后(こうみょうこうごう)ゆかりの総国分尼寺です。
ちなみに総国分尼寺とは、全国の国分尼寺を統轄する寺のこと。
境内でしばし写真を撮らせていただいていると、
早くも藪蚊(やぶか)めの出現を目撃してしまい、
そうなるともはや写真どころではなく、
早々に退散することに――。
幸いにして刺されることはありませんでしたが、
これからの散歩は虫除けスプレー持参が必須と覚悟しました。
しかし万一、不幸にして刺されてしまったら、
そのときは「虫刺されに対する施灸効果実験」を
再びおこなってみたいと思っています。(了)
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