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公開日:2017年3月30日
最終更新日:2017年4月5日

(※【肝の生理(2)】のつづきです)

五蔵のうち、これまで【腎の生理】【脾の生理】をみてきました。
今回は「」の生理作用についてお話しすることにします。
大事なことは、くれぐれも
解剖学的臓器としての肝臓のことを
言っているのではない
ということを「肝(きも)」に銘じておいてください。


① 肝は、疏泄(そせつ)をつかさどる
② 肝は、蔵血(ぞうけつ)をつかさどる
③ 肝は、をつかさどる
④ 肝は、怒り感情をつかさどる
⑤ 肝は、(ふう)を悪(にく)


「①疏泄をつかさどる」から説明していきましょう。
」は「分岐した水路に水が澱(よど)みなく流れる」様子。
」は「溜まった水が捌()ける、漏れ出す」ことを言います。
「肝」には、このような基本的生理作用があるということです。
体内を流れ、また溜まることもある水とは「気・血・水」のこと。
その気・血・水を潤滑に循らせているのが「肝」というわけです。
中でもとくに「病は気から」始まりますから、
健康でいるためには「気」がつねに澱みなく
体内を循(めぐ)っていなければなりません。
前回のブログに書いたように、さまざまなストレスや風邪によって
「肝」の疏泄機能が阻害されると、まず気の流れが澱み、
中医学に言う「肝気鬱滞(かんきうったい)」の証を呈します。
全身の気の流れが滞る「気滞(きたい)」と呼ばれる病態です。


つぎに「②蔵血をつかさどる」ですが、文字どおり

血を貯蔵しておく作用が「肝」にはあるということです。
の時間帯である昼間には「心」「肺」が血を体じゅうに循らせ、
の時間帯である夜間には、血は「肝」に収まり、養われます。
夜、眠っているときの顔色が白いのは、血が「肝」に収められ、
陽の部位である体表や頭部の血流量が減少するためです。
血液は昼間、体じゅうを絶え間なく循っています。
動いているものはすべてみな熱を生じます。
だから、熱(=)が大きくなりすぎぬよう
定期的に冷ましてやる必要があります。
このことを「を養う」といいます。
血は、夜間「肝」に貯蔵されることで、その陰が養われます。
「肝」はまさに「血液のラジエーター(冷却装置)」なのです。
夜更かしや睡眠不足などでこの「蔵血」が十分でなくなると、
血が冷やされずに
熱を持つため、ますます不眠傾向となり、
始終体がけだるく微熱っぽい火照ったような感じになります。
ちょうど徹夜でマージャンしたときの、あんな感じです。
えっ、わからないって?(^▼^;)


このように見てくると「肝」は、
気や血の働きに
きわめて重要な関与をしていることがわかります。
「きわめて重要である」ことを「肝腎」と言うゆえんです。

(※【肝の生理(4)】へつづきます)

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川村 晃一 (HarryPonta)
川村 晃一 (HarryPonta)
奈良市にある【指圧鍼灸マッサージくるみ治療院】院長。東京都出身。在学中より西條一止・白石洋介両先生に師事。はり・きゅう師、あんまマッサージ指圧師、柔道整復師(以上厚生労働大臣免許)ほか、推拿療術師、せんねん灸セルフケアサポーター、漢方コーディネーター。
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川村 晃一 (HarryPonta)
川村 晃一 (HarryPonta)

奈良市にある【指圧鍼灸マッサージくるみ治療院】院長。東京都出身。在学中より西條一止・白石洋介両先生に師事。はり・きゅう師、あんまマッサージ指圧師、柔道整復師(以上厚生労働大臣免許)ほか、推拿療術師、せんねん灸セルフケアサポーター、漢方コーディネーター。

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