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公開日:2016年6月30日
最終更新日:2017年10月13日

このところの奈良は毎日じめじめとした鬱陶しいお天気が続いています。
大切にしている本やカメラのレンズにも黴(かび)が生えて困っています。
余談ですが、梅雨は本来「黴の生える雨期」という意味で
黴雨(ばいう)」と書きました。
「黴」の音読みは、バイ菌の「バイ」です。
多湿な気候は、本やレンズだけでなく、人間の体にも
頭痛肩こり関節痛神経痛腰痛月経異常など
さまざまな不快な症状を惹き起こします。
とくに、東洋医学でいう「痰湿」の人では、
梅雨どきに体調を崩す人が少なくありません。

あじさい 1
痰湿(たんしつ)はまた、水滞(すいたい)とも呼ばれます。
」とは、体内に滞留した余剰水分のこと。
の3つが滞りなく、体内を
潤滑に
めぐっている状態が「健康」である
と、東洋医学では考えます。
このうち、生まれつきの体質あるいは後天的な病などにより、
体内の水分バランスが失われ、
余剰水分(=)が体のどこかに偏在している状態
を「痰湿証」「水滞証」などと呼びます。
痰湿証の症状は、その人の体のどこにが滞留しているかによります。
痰がにあれば頭痛頭重が、
にあれば神経痛肩こり腰痛が起こります。
下肢に滞留していれば膝関節痛むくみとなって出現します。
ほかにもじつにさまざまな症状が惹き起こされるのですが、
その原因は痰湿証という「水捌けのわるい体」にあるわけです。
そのため、じめじめとした気候ではそれにいっそう拍車がかかり、
痰湿証の人は著しく体調を崩すことになります。

(※痰湿=水滞についての詳細は → 旧ブログ をご覧ください)
(※【梅雨と痰湿(2)】へつづきます)

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川村 晃一 (HarryPonta)
奈良市にある【指圧鍼灸マッサージくるみ治療院】院長。東京都出身。在学中より西條一止・白石洋介両先生に師事。はり・きゅう師、あんまマッサージ指圧師、柔道整復師(以上厚生労働大臣免許)ほか、推拿療術師、せんねん灸セルフケアサポーター、漢方コーディネーター。
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川村 晃一 (HarryPonta)

奈良市にある【指圧鍼灸マッサージくるみ治療院】院長。東京都出身。在学中より西條一止・白石洋介両先生に師事。はり・きゅう師、あんまマッサージ指圧師、柔道整復師(以上厚生労働大臣免許)ほか、推拿療術師、せんねん灸セルフケアサポーター、漢方コーディネーター。

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